IT奴隷に捧げる、コマンドプロンプトへのエイリアス設定方法
今更、という感じですが。。。
コマンドプロンプトは避けては通れないものです。
cmd.exeでエイリアス
PowerShellは便利そうだけど、ちょろっとコマンド実行したい時にはあの起動時間が待てません。
やはり私のようなIT奴隷にはコマンドプロンプトがお似合いです。
とはいえ、さっとコマンド実行するためには、エイリアスが欠かせません。
コマンドプロンプトでは、下記のコマンドでエイリアスが設定できます。
doskey l=dir $*
上記の場合は、l がエイリアス名、dir がコマンド名、 $* が引数になります。
これで l と打つだけでディレクトリの中身が見られるようになりました。やったー!
このコマンドは実行したそのcmd.exeの中でのみ有効です。
そのため、cmd.exeを起動するたびに実行しなくてはなりません。
.bashrc の様に設定として常に有効にしたい・・・!
そこで、コマンドプロンプトが起動する度に自動的に実行されるようにします。
常に有効にする
まず、設定したいエイリアスを列挙した下記のようなファイルを作成します。
ここでは .cmdrc という名前で保存します。
pw = pwd $* l = dir $* c = cd $* u = cd ../
場所はホームディレクトリにします。Windows7だと「C:\Users\ユーザ名」ですね。
次に、このファイルをコマンドプロンプト起動時に自動的に読み込まれるよう、レジストリに登録します。
下記のコマンドを実行します。
reg add "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Command Processor" /v AutoRun /d "doskey /macrofile=%USERPROFILE%\.cmdrc"
これで設定が毎回読み込まれ、エイリアスが使えるようになります。
エイリアスの追加
新たなエイリアスを追加したくなった場合は、.cmdrc へ追記します。
pw = pwd $* l = dir $* c = cd $* u = cd ../ + uu = cd ../../
最後に
最後に私が設定しているエイリアスをさらしておきます。
pw = pwd $* l = dir $* a = adb $* ad = adb devices al = adb logcat $* as = adb shell $* c = cd $* ch = cd %userprofile% cdd = cd %userprofile%\Desktop u = cd ../ uu = cd ../../ g = git $* s = svn $* st = start $* fk = taskkill /f /im $*
それでは皆様よい夢を…